お疲れ様です。いちろーです。
もう引退ブログを書くような年になったんですね。引退ブログを書くのが初めてなんで正直何を書いたらいいか分からなかったんですけど、去年の先輩のや、他大学の人のを参考にして自分の思ったことをそのまま書いてみようと思います。

まず、僕の4年間振り返ってみようと思います。
1年の時、3月の新歓が始まる前から練習に見学に行ったのが僕のラクロス人生の始まりでした。インスタでは、見学大歓迎!みたいに書いてたのに実際行ってみるとなんか変なやつがきたみたいな空気になって気まずかったのを覚えてます。けど、みんな気さくに話しかけてくれて、何よりみんな面白くて明るかったので練習を見てすぐここしかないと思いました。
そこからその一年は、ラクロス漬けの生活でした。夏休みとかは6時からの朝練終わってそこから夕方までグラウンドで同期と喋りながら自主練をするみたいな感じでその時間がとても楽しかったのを覚えてます。この時は上手くなるのに必死で毎日自分にノルマを課してそれをこなしていました。そうこうしているうちにウィンター優勝しました。これが僕らにとっての大きな成功体験になりました。その勢いのままあかつきも優勝するぞと意気込んでいたんですが、蓋を開けるとほとんど敗北で関東、関西の壁の高さをここで初めて感じました。
2年生になって、上回チームに合流しました。僕らが2年のときは、ロングが2個上がかけるさん、たかなりさん、1個上がようたさん、あきとさんだったんですが、かけるさんは怪我でようたさんは編入試験受けてたので実質上回のロングは2人だけでした。よく分からんまま上回チームで試合に出なあかんくなって、たかなりさんとあきとさんについて行くので必死でした。そして、必死について行ってるうちにあっという間に2年生が終わってしまいました。2年では、あんまり成長した感じがしませんでした。せっかくこの年を使って僕たちを育てようとしてくれたのにその期待に応えられなくて申し訳なかったのを覚えています。
3年は、1番ラクロスが怖かった時期でした。もう3年になって自分のプレーにも責任が出てきたし、あきとさんにはめっちゃ怒られるしで正直練習が少し嫌な時もありました。しかも、ロングは5人しかいなくて練習もめちゃくちゃきつかったのを覚えてます。たしか僕がハイスケールの時にれいにキレたのもこの年だったと思います。けどこの年が1番成長した年でもあったと思います。やっぱりきついことして厳しい環境に身を置かな上手くならんなっていうのを実感した年でした。ファイナルに向けてチームがどんどん一つになって行くのを感じたし、DFチームもよくなっていってる手応えもありました。だからこそ、ファイナルで負けたのがとても悔しかったし、やりきれない気持ちになりました。それと同時に来年には絶対中四国制覇してやるんだと決意しました。
4年生では、僕は最初幹部じゃなくて途中から頼んで幹部に入れてもらったんですけど、それでもあんまり重要な立ち位置ではなかったので、他の四年生に比べたら、結構負担は少なくラクロスできてたのかなと思います。だからこそ、他のことに気を割かないでいい分、練習の質は僕が上げてやるんだというような気持ちでこの一年頑張ってきました。そうすることで、自分の存在意義というか、役割を全うしようとしました。やから、練習中に厳しい言い方をした時もあったかもしれません。
この年のファイナル4はまじで忘れることは無いと思います。こんなに楽しいと思う試合は3年のファイナル以来でした。やっぱりこういう試合って部活じゃないと無理やろなあって思います。本気で今まで練習してきたからこそ負けたくないし負けたらもう終わりっていう緊張感が僕はめちゃくちゃ好きでした。そして、そんな試合で勝てた時の快感は言葉では言い表せません。引退して気づいたんですけど、こんなに全てをかけて負けたらそのチームは終わりで、もう二度と同じメンツでできることはないという状況って部活しかないんですね。そう思うとやっぱり寂しいです。
ファイナルではもう少しいい試合したかったなぁ。ファイナルまでに自分ができると思うことは全部やってきたつもりやったんで、後悔はないんですけど、なんかあっさり終わっちゃったなて感じです。やっぱあの青のコートよくないすね。緊張と慣れん地面で足動かんくなります。けど意外やったんが、負けた時泣いたんですが、それが悔しいからじゃなくてもうラクロスできんのかぁっていう寂しさの涙だったことです。普段は練習だるい時もあったし、なんなら早く引退にならんかなって思う時もあったけど、いざ終わるとやっぱ自分ラクロス好きやったんやなぁて感じました。まあ、引退してもラクロスはできるんでちょくちょく練習に顔出そうかなって思います。

この4年間振り返るとほんまにいろんな経験させてもらったし、たくさんの人が支えてくれてたおかげでここまで成長できたんかなと思います。ほんまに感謝してもしきれんです。
こっからはいろんな人に伝えたいこと伝えていこうかなって思います。
まず、ゆうたさん
僕らの1年生の時のDFコーチで僕らの師匠です。ゆうたさんが、コーチの時にずっと言ってた勝ちにこだわれっていう言葉、あの時はそんなん当たり前やんて思てたんですけど、今になってその言葉の意味が少しわかるような気がします。ゆうたさんツンデレやから僕らがちょっかいかけに行ったらダルそうにしてたけどほんまは嬉しそうやったん知ってますよ。今でも徳島来たら僕らを飲みに誘ってくれるの嬉しいです。またいつでも誘ってください。
ゆうまさん
3年生の時、DFコーチありがとうございました。最初、コーチなるの渋っててグラウンド来たと思ったら縄跳びばっか飛んでるから不安だったんですけど、最後にはほんまに僕らDFチームのことを考えていてくれて、ファイナル後の飲み会終わりに1番泣いているのを見てこの人がDFコーチで良かったと思いました。あの時、来年頑張ってくれって泣きながら喝を入れてくれて一年頑張ったんですけど、最後までちょっとアホなままでした。すみません。
たかなりさん
2年生の時は同じコートで4年生の時はコーチボックスでずっと僕らの面倒見てくれてありがとうございました。なりさんいつもめっちゃ適当やけどラクロスの時には僕らのケツめっちゃ拭いてくれたし、コーチの時にはクリライとかめっちゃ考えてくれててほんまに感謝しかありません。なりさんがおったおかげで今年もやっていけました。ありがとうございました。
あきとさん
たぶん1番一緒にいる時間が長い先輩。まあ、半分くらいは家からフェリーまでの時間やけど。僕らのDFの価値観に1番影響を与えてくれた人でもあるし、僕にとっては私生活でも影響を与えてくれた人でもあります。朝までライブ行ってそのまま部活行ったり、バカ臭いフランス人から逃げたりおもろいこといっぱいしたなぁって感じです。引退スピーチでやりたいこと全部しなさいって言ったと思うんですけどそれもあきとさんから教えてもらったことです。ラクロスではめっちゃ怒られたし、貸した金がうやむやになる時もあるし、人の家にノックせず入るし、3人で負け両隣が飲むとか頭悪い飲み方もするけど、ラクロスとか私生活における姿勢においては本当に尊敬してる先輩です。ほんまに今までありがとうございました。ずっと徳島おるんで県外行ってもいつでも徳島来てください。てか、自分があきとさんの就職先に行きます。
わっきーさん
この2年間ヘッドコーチありがとうございました。この前飲んだ時、2年間ヘッドコーチして中四国制覇させてあげれんかったって仰ってたんですが、そんなことないです。毎回試合前ミーティングでわっきーさんが喋る時、どんなこと言ってくれるんやろてワクワクしてたし、ベンチにおってくれるだけでめちゃくちゃ安心感もありました。ヘッドコーチがわっきーさんでほんまに良かったと思います。僕もこれからずっと徳島おるんで一緒に徳大ラクロス部を支えていけたらなと思います。とりあえず楽球連を来年完成させましょか。
3年生
5人の同期でチームを引っ張っていくのはしんどいと思う。もっと下を頼っていいと思います。あんまり気負い過ぎずにほどほどで頑張ってください。まあ、この一年めちゃくちゃしんどいやろうけど笑。ラストイヤー、ラクロスを全力で楽しんでください。
2年生
来年の鍵は君らやと思います。オフェンスはこの一年スタメンで出てた人が多いんやから自信持ってチームを引っ張る気持ちでやってください。ディフェンスはOBや先輩にボロクソに言われてずっとしんどかったと思う。たぶんこれからは1年生とのスタメン争いでしんどくなると思う。けど、そんな経験が絶対自分を成長させてくれるからそれを信じて頑張ってください。自分に運動は向いてないとかラクロス向いてないとか考えるのはできる努力全部してからでいいと思います。四年になったら技術も中身もめっちゃくちゃ成長してるかもしれません。僕もちょこちょこ練習行くんで一緒に上手くなりましょう。
とりあえず全員で3年を支えてあげてください。
1年生
たぶん2年生が一番上達する時期だと思います。この時期にどれだけ外から情報をインプットして自分のものにできるか、そしてどれだけクロスに触るかが今後のラクロス人生において大事になってくると思います。2年生なんて一番責任なくて気楽にできる学年なんやから思い切ってやってください。練習から上回生たちを突き上げてやってください。
スタッフ
最上回生がおらんから今年はしんどいこともあると思うんですけど、今年は来年のスタッフチームへの準備だと思って頑張ってください。プレイヤーと衝突することもあると思うんですけど、男子大学生なんてお猿さんみたいなもんだと思って許してやってください。
現役生には最後に一つだけ
自分の置かれた環境や状況に不平不満を言う前にまず動く
徳大は僻地にあるから関東や関西と差ができやすいとか、ラクロス部は休みが少ないから、勉強が忙しいから、全然遊べないとか、自分は運動神経が悪いからラクロス向いてないとか全部言い訳です。
今はsnsが発達しているおかげで関東や関西のラクロスの知識は簡単に手に入るし、時間は作ろうと思えばいくらでも作れるし、旅行以外にも周りを見渡せば楽しいことなんかいっぱいあるし、ラクロスは運動神経も大事だけどそれ以上に頭の良さの方が大事だし、そういうことはやっぱり行動を起こしてからじゃないと気づけないと思います。
まあ、しんどくなることもあるかもしれないけど周りを頼りながらメリハリをつけて残りの大学生活楽しんでください。

最後に29期のみんなへ
4年間、週5で会ってたからもう兄弟だと思ってます。この4年間楽しいことも辛いことも色々あったけど、みんながいたから続けて来れました。特に同期ロング3人の存在はデカかった。もちろん仲はいいんやけど、切磋琢磨しあってたまにはジェラったりして、この4人だからここまで来れたと思います。ほんまに29期のみんなには感謝しきれないです。もっと言いたいことあるんですけどまたそれは同期旅行の時とかにでも話しますか。あ、みんなに一つ言い忘れてたんですけど、みんな僕をアホやと思ってるかもしれないけど全部あえてやってるんやで。わざとアホを演じてあげてます。まあ、もう引退したんでこれからは僕の本領を見せつけていこうと思います。

最後になりますが、今まで自分と関わってくださった多くの方たちのおかげでこの4年間ラクロスを続けることができました。本当にありがとうございました。このブログには載せれなかったけど感謝を伝えたい人はまだまだたくさんいます。この恩は僕が今までしてもらってきたことを後輩たちに同じようにしてあげることで返していけたらなと思います。拙い文章だったと思うのですが、読んでくださりありがとうございました。

