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引退ブログ 2025 vol.2 「楽しんだ」 #34 鈴木康生

まず初めに、平素より徳島大学男子ラクロス部に多大なるご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。今後とも変わらぬご声援のほど、よろしくお願いいたします。

 

Finalが終わって、悲しみに暮れる暇もなく院試の勉強に追われていましたが、それもようやく終わりました。

練習開始5分前にグラウンドへ行かなくてもいい――その事実に、引退を実感しています。

ここでは、そんな僕の4年間を少し振り返ってみたいと思います。長く、拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。

 


・1年生

僕がラクロス部に入部を決めたのはかなり適当な理由でした。初めは中学から続けてきた弓道を大学でも続けようかなと考えていました。しかし、当時の僕は「徳大の弓道部は毎回お金を払って常三島近くの武道館でしている」と思い込んでおり、その頃からお金がなかった僕は入部を断念します。後に全然そんなことなく総グラに弓道場があることを知ります。

 そんなときにラクロス部の新歓試合を知り、「面白そうだな」と思って見に行きました。ちょうどそこで小学校から同じだったりお、ゆうだい、かずまさがいたこともあり、その日にゆうだい、しゅんいちと入部しました。

僕らが1年の時はまだ朝練だったので実家生で家の遠かった僕は毎朝5時に起きなければならないという生活がここから始まりました。

 中・高と弓道部で碌に運動してこなかった僕には基礎の練習からなかなかにキツく、毎日筋肉痛でした。それでも「下手なりに何とか食らいついていこう」と決め、練習に励みました。

ここで、1つ目の転機が訪れます。サマーの決勝前にコーチに「DFだけで使う」と言われたことです。これが僕のSSDMへの第1歩でした。その後はOFも少ししましたが基本DFとしてプレーしていました。

そして1年の集大成となるウィンター前、えいとがケガで初日は出られないということで急遽僕がボトムをすることになりました。不安もありましたが、コーチから信頼され任されたことが嬉しかったのを覚えています。当日は、大会を通して1失点で優勝!!これまでの努力が報われて本当に良かったと思いました。ちなみに2日目だけ出たえいとはBest11に選ばれてました…

 

・2年生

 上回に合流し、プレーの強度がぐんと上がりました。特に冬のあきとさんのチェックに勝るものはありません。しんどくても楽しかった1回生の練習と違い、初めての冬練はかなりキツかったです。ここで2つ目の転機が訪れます。それはFOerとしての道です。前からちょくちょくやってはいたのですが正式にFOerとなったのは赤橙戦あたりでした。しかし、赤橙戦での結果は散々でそこからりょうさんにFOの基礎知識と短期間で戦えるようになるための指導をしてもらい、開幕戦ではその成果を十分に発揮できました。

また、この年は僕がSSDMとして1番影響を受けたまなとさんと唯一、一緒にプレーできた年でもありました。2年生で技術も知識もまだまだだった僕にとって1番身近で目標にしやすい存在でまなとさんからいろんなことを吸収しようとしました。今ではそっくりのプレースタイルは本人のお墨付き。そんなまなとさんたちと中四国制覇を成し遂げてもっと一緒にプレーしたかったけど結果はFinal4敗退。初めてのリーグ戦でこんな悔しい思いをするとは思いませんでした。

 

・3年生

 かの有名なマリンピア事件はこの年の1月ごろだったと思います。さらには傷も癒えぬまま立て続けにつま恋での負傷。幸先の悪いスタートを切った1年でした。

そんな中で3年で自分にとって大きな出来事はやっぱりこういちさんに出会ったことだと思います。こういちさんに指導を受けてから、レイクでただ転がすだけから自分で処理するという技術も着々とつけていけるようになりました。

それでも、あきとさんとひろとさんの最強ウイングに助けてもらいっぱなしでしたけど…

この年はけいすけさんたちを中心としたOFに、あきとさん率いるDF、鉄壁のけんとさん、全く負ける気がしませんでした。それでも結果はサドンヴィクトリーの末の敗北。「来年これを超えるチームじゃなきゃ勝てんのか」と不安ばかりが募りました。

 

 

・4年生

 最後の年、この1年本当にあっという間だったと思います。赤橙戦での岡山への勝利、幸先のいいスタートだと思いました。スーパーカップでは慶應相手にに前半リード、あんなに楽しい試合なかなか味わえない。しかし、開幕戦では、赤橙からの2ヶ月でしっかり仕上げてきた岡山に敗退、これで1勝1敗。勝敗はFainalで決まる。そう意気込んでいました。

しかし、その前のFinal4、広島にリードされ続け、4Qで同点に追いつき勝負はサドンビクトリーに。正直ちょっと2年前の敗北がちらつきました。サドンは4Qにまでもつれ込みました。「こんな熱い試合できるなんて!」とも思ったけど途中、負傷して出られなかった間はみんなに頼むことしかできず、試合に出れんことがこんなにも不安でもどかしいことなんだと思いました。

そして迎えたFainal絶対に勝つ!こんなにも応援してくれてる人がいる。それであんまり緊張とかはしなかったです。でもふたを開けてみれば3-6そんなに遠かったっけ。本当に呆然としてしまいました。挨拶に行くときなんて本当に吐きそうでした。

最初かなり適当な感じで入ったけどこんなにも本気で、密度の濃く、楽しい、充実した4年間を過ごすことになるなんて思いもしませんでした。最後の部活、最後の青春、勝って終わりたかったけど本当に楽しい4年間でした。

 

 

・みんなに

僕らは引退してしまったからみんなに託すことしかできません。それでもできる限りのサポートはします。来年はラクロスおじさんとしてできるだけ顔を出したいなと思います。つらいことしんどいこといっぱいあると思うけどみんなには「BLAST」を引き継いで楽しんでラクロスしてほしいなと思います。来年はスタンドから応援します。

 

 

・同期へ

4年間楽しかったな。この29期だったからこそできた雰囲気だったと思う。みんなのおかげで楽しくラクロスできた!ありがとう!今度ちゃんとまなきに報告しにいこう。

 




・最後に

Finalの会場でも思ったし、このブログを書きながらも思ったけど、本当に多くの人と関わって、支えられてきたんだなと実感しました。本当にお世話になりました。

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

#34 鈴木康生

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