お疲れ様です、まずは平素よりOBOGや保護者の皆様の応援やご支援大変ありがとうございます。今後とも徳島大学男子ラクロス部をよろしくお願いいたします。
29期の引退ブログのトップバッターをつとめます、4回生の高榮峻一です。自分が引退ブログを書く立場になることがまず想像できず、さらには1番目ということもあり他の同期のブログを見ることができなかったので、自分の4年間を振り返りながら後輩に向けて、こういうことはした方が、やめた方がいいと思うことを書いていきたいと思います。

1回生
自分は中学高校と部活漬けだったこともあり、大学では適当にサークルでもしてゆっくり過ごしたいと考えていました。そんな中新入生のつどいに参加することが出来ず、オリエンテーションで1人ぼっちとかなりまずい大学生活がスタートしました。そんなとき話しかけられた友達が、履修相談をしたいと言ってラクロス部の新歓に行ってしまったことが地獄への始まりでした。その後何回か新歓に行った後、新歓試合のときに周りのノリに負けて入ってしまいました。確定新歓などを挟み5月から本格的に練習が始まりました。自分は高校時代から自主練が大嫌いで、練習以外でラクロスのことは一切考えてませんでした。今となってはこの時期にもう少し自主練しとけば良かったと思います。しばらくして自分はATになりました。理由はオフェンスが上手いわけではなく、絶望的にディフェンスができなかったからです。あまりモチベーションがない状態でサマーにのぞみましたが、決勝は出れずにチームも敗戦、大会後のバスで同期に「今日の俺の唯一のミスはお前にパス出したこと」と言われた時に一気にモチベを無くしました。そんな状態が続き、ウィンターでもチームが優勝するも、自分は準決勝決勝と出れず、遂に大会後の祝勝会で同期の前で初めて辞めたいって言いました。その後もあかつきに向けて頑張る同期を尻目に、冬の朝練が嫌すぎてほぼ遅刻してました。あかつきはアクシデントもあり多少出場機会がありましたが、2日目の夜にコーチに呼び出され、「お前、このままのモチベでやるんやったら辞めたほうがいい」と衝撃の言葉を言われました。今思えばそれはそうだったと思います。
2回生
あかつきが終わり、上回練に参加することになりました。自分がミスするたびに先輩達からの冷ややかな視線を浴びるのが嫌で、言われる前に自ら一回練に行くなど、やる気は完全に失っていました。そんな中リーグ戦の1週間前、いつものように6on6メンバーから外されていたところ、FOを教えていた3つ上の先輩に急に声をかけられました。
「お前、FOやってみんか?」
当時はこれが自分のラクロス人生を大きく変えるとは思いもしませんでした。正直もうATはやりたくなく、このポジションでもダメだったら辞めよう、としか感じてなかったと思います。当たり前ですが、急に転向してすぐに力が出たわけではなく、自分は反応にかなり苦戦しました。FO練はFOをしたいというよりは、スパとかカナディとかをしたくないという思いのほうが強かった気がします。リーグ戦では愛媛、松山戦に1本ずつ出してもらえましたが、結果はあっさりと負けてしまいました。FINAL4ではベンチすら入れてもらえず、そのままシーズンが終了しました。

3回生
特にモチベーションが上がるわけでもなく新歓が始まりました。転機が訪れたのは5月の赤橙戦、いつも通りA戦のメンバーには選ばれず、B戦のみの出場でした。自分の中ではB戦でも岡山やし絶対反応負けするわって思ってました。しかし実際にやってみると、意外に反応勝ちが多く、冬練でFOしてた成果が出て、この時初めてもっとラクロス頑張りたい、と思うようになりました。しかし、モチベーションが上がったのが遅すぎて、リーグ戦ではここぞの場面では使ってもらえませんでした。つま恋にこの年の冬初めて行きましたが、この時に他地区のFOなどと交流する機会があり、武者に積極的に行きたいと感じるようになりました。
4回生
始動ミーティングの前になってようやく最後まで続けることを決意して同期に話しました。研究室がしんどいところで、なかなか練習に行けない時期があったりして、もっと下級生の時に練習しておけば良かったと感じました。最後のリーグ戦ではベストFOを狙ってたのですが、あまりいい成績を残すことは出来ませんでした。正直自分は出るべきではなかったし、ワガママ言ってたところもあったと思います。最後は靭帯炎症という重傷を生まれて初めて負って、満足にプレーすることができませんでした。今までサボってた天罰がくだったのではないかと感じました。ベストFOは無事取れてなかったのですが、後日出された個人賞を見ると、愛媛大学が自分を選んでいました。正直絶対に選ばれてないと思っていました。1票だけでしたが、最後まで続けたご褒美だったのではないかと感じてとても嬉しかったです。
4年間を振り返っているとかなり長文になってしまいました。それだけ中身の濃い4年間だったのかなって感じます。これまでを振り返って、した方が、やめた方がいいことをまとめると
①. 自分の中では日々の練習で成長してるんかな、って感じることがあっても着実に成長している
②. 自分のモチベーションが上がるキッカケは突然起こる
③. 自分の適材適所が他にあるかもしれないので、様々なことに挑戦してみる
④. なんとなくで続けるのは良くない
⑤. 相手のモチベーションを下げるようなことは言わない
以上の5つはこの部活からとくに学んだことです。今からでも意識してみてほしいです。

最後になりますが、各学年とOBOGの方々に一言ずつ言って終わりにしたいと思います!
先輩方
まずはご迷惑をおかけしてしまい本当にすいませんでした。辞めたいと行ったときに複数の先輩方に止めてもらったおかげで今の自分があると思います(一部例外はいましたが)。先輩方が試合で活躍する様子を見ることしか出来ませんでしたが、熱い試合をみてラクロスってすごいなって思いました。短い間でしたがありがとうございました!
32期
まずはウィンター頑張ってください!1回生の時期は時間があるのでしっかり部活と勉強の両立をして上回になった時に困らないようにしてください!
31期
一番しんどいと言われる2回生の時期が終われば引退まで本当にあっという間です。きつい時期を乗り越えたみんなならどんな困難も耐えれると思います。少ない最上回生を支えてあげてください!
30期
高校時代、部員募集停止の関係で実に4年ぶりにできた後輩でした。少ない人数で大変やと思いますが、2回生のとき1番の友達が辞めてチーム内で孤立してしまった自分に比べれば同期全員の仲が良いので、5人でコミュニケーションとってチームを明るくしてください!
29期
まずは色々迷惑かけましたごめんなさい。正直辞めたい辞めたいってずっと言ってたの鬱陶しいと思っていたかもしれません。2回生の頃はスタンドで応援してる自分の目の前で主力として出ていたみんなが羨ましかったです。1回生チームがスタートした時には29人いた部員はいつの間にか12人にまで減っていました。でもこの11人となら最後までやりたいと思うようになりました。本当にありがとうございました。
自分は内容スッカスカだったので明日からのみんなの引退ブログ楽しみにしときます!
BLAST

