4年SSDMの新田陽大です。
今年は引退ブログを書くことになりました。自分の4年間の思いを素直な気持ちで書いていきたいなと思います。
まずは一年の時、実は高校では帰宅部だったこともあり大学で運動するなんてことは1ミリも考えてませんでした。なんなら大学に部活があるということも知らなかったです。なんで何かしらのサークルに入って大学生活送るんだろうなとイメージしてました。
入学当初はコロナの時期だったこともありそんなに新歓が盛んに行われてなくて結局どこの新歓にも行ってないし、どんなサークルがあるのかも知らなかったです。
そんな時に食堂前に待機していたラクロス部のビラ配りが僕に話しかけてくれました。かとだいさんでした。その時はラクロックス大会に誘われて、あんまり行く気は無いけど話だけ聞いとくかぐらいの感じで聞いてました。イベント日当日、一緒に行ってくれる友達もいなかったのでもう行かんとくかって感じで家で引きこもろうとしていたら、かとだいさんから今日来てな!とメッセージが、友達おらんのやったら付いといたるって言ってくれたんで渋々行ってみました。
そして初の新歓イベント、これが意外と楽しくて部の雰囲気も活き活きしててすごいいいなーというのが最初の印象でした。イベント後、部活入る人ーってコールがあってかとだいさんとかなおやさんとか西くんに手あげろ!って急かされてなんか訳分からんまま入部してました笑
入部してからは新しい友達、先輩が出来たりラクロスという知らなかったスポーツをやることの楽しさで毎日が新鮮でした。そしてウィンター前の何ヶ月か前、ロングをやることになりました。これでもうテンション爆上がりでした笑長いし重いしでめっちゃ扱いづらいけど新鮮で楽しかったです。ウィンターでは優勝こそ出来なかったけど同期で戦えたことは今でも印象深く残ってます。
2年生の時は部活というより編入のイメージが強いですね笑自分の目指してた大学と違うところに入学して、その目標とのギャップで徳大にあんまり納得出来てなくて編入しようと思って休部させてもらってました。大体6時間ぐらい勉強するのがセオリーらしいんでそれ目指して勉強してました。結局蓋を開けてみたら6時間やれる日もあれば4時間とかで終わったりする日もあって思ったより勉強出来なかったです。これでも想像以上にしんどかったですねぇ、勉強向いてないわーって感じた一年でした。結果はお察しの通りです。休部から復帰して1回練での参加から、久しぶりすぎてマジでなんも出来なかった記憶があります。
そんなこんなで迎えた3年生、上手い後輩がいる中自分の実力が伸びなくて焦りと悔しさを常に感じていました。正直、心のどこかでもう無理だとか休部してたしとかそんなマイナスな感情がありました。リーグ戦やその他の試合もBチームの時に出たり、そもそもそんなに出る機会が無くて自分はチームに貢献出来ていないと感じることが多々ありました。この感情の変化のせいか気付けば自分はラクロスを楽しんでプレー出来なくなってしまっていました。悔しさや疎外感でもやもやしている1年となりました。
そして最後4年生、言わずもがな4年間で1番濃密な年でした。先輩の代が終わって、ついに自分達の代、この一年どうしていこうかと皆んなで悩んで例年より長い期間かかりました。このミーティングが僕にとって大きな転機となりました。このままではダメだ、4年としての自覚を持たないと、そんな焦りに駆られ潤と共に筋トレ、自主練に励むことができました。多分1人ではやり切れてなかったと思います。一緒にやってくれる仲間がいると言うのはとても恵まれていたなと思います。そしてつま恋、4年目にして初めて行きました。そこでの試合もあまり出場機会は無く、続く赤橙戦、スーパーカップでも思うようにプレーでアピール出来ず貢献出来ていないという感情がどんどん大きくなるばかりでした。
そんな中、ショート持ってくれ、コーチ方にそう言われました。これ以前にも何度か言われていましたがロングでやりたいと思っていたのでなんだかんだ断っていました。でももう4年のリーグが近づいてきている時期で僕はロングで試合に出れないよりショートでチームに貢献出来るならと思いショートに転向しました。これも自分の中で大きな転機でもう1段階ギアを上げれた瞬間でした。
そして迎えたリーグ戦、初戦で岡大を撃破、ほんとに痺れました。試合で繋いだクリアパス、試合後に褒めて貰えて少し報われたような気がして素直に嬉しかったです。続く試合も順調に勝ち抜くことができ迎えた決勝final対戦相手は再び岡大、この拮抗した試合の中、正直僕は足がすくんでしまいあまり出れずにいたりしたけど、皆んなの熱量を見てるとそんな事は忘れて自分も貢献したいと前向きにプレーする事が出来ました。引退試合、確かに他と比べると出場機会は少なかったかも知れません、でも僕は最後みんなと一緒に戦えたと言うことに誇りを持てています。試合後、3年だけでなく2年やコーチまでもが泣いてくれているのを見て、こんな良いチーム、ワンチームになっていたんだとこのチームを作ってくれた同期、それについてきてくれた後輩達に感謝しかありません。こんな僕を支えてくれたみんな、特にDF陣あきとやけんとにはいっぱい迷惑かけてたと思います。それでも自分がラクロスできる環境を作ってくれてほんとにありがとう。
最後にまとめ的な感じにはなってしまうけど、仲間にも恵まれ、環境にも恵まれ、この4年間ラクロス部で過ごせてほんとによかったです。辞めようとか諦めようとか思ったことも時にはあったけど、その度になんか奮い立つ出来事があったり、楽しそうにプレーしてる先輩、同期、後輩を見てモチベが上がったり、入った時は軽い気持ちで入ったけどなんとか4年間やり抜く事ができました。冬は寒いしまだ真っ暗やのに早朝に起きてしんどいポジ別やったり夏はクソ暑いのに3時間練したり、そんな経験他では出来なかっただろうな、この経験は絶対に活きてくるなと思ってます。僕はまだ蕾みたいなものです。これをどんな形で花咲かせるのもこれからの自分次第。やらなくて後悔する事はあってもやって後悔する事はない。この経験があるからこそ咲くものがあると僕は思っています。
保護者の皆様、OBOGの皆様、関係者の皆様、コーチの方々、そして現役部員の方々、ほんとうにありがとうございました。